マッスル・リターンズ
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ゆでたまご『マッスル・リターンズ』角川書店〈角川コミックス・エース・エクストラ〉、1997年7月10日、ISBN 978-4-04-713191-0
表題作をはじめ、読切作品を4本収録した単行本。本項では書誌情報と表題作自体をそれぞれ解説する。
目次 |
内容
- マッスル・リターンズ (5 - 64)
- p20まで2色。月刊少年エース1996年1月号増刊『格闘エース』初出。内容は後述。
- キン肉マン幼年編 (65 - 84)
- 2色。他で「キン肉フラッシュの巻」とされているもの。WJ1981年9月30日増刊『Dr.スランプSpecial』初出。
- キン肉マン特別編 ロビン・メモの巻 (86 - 93)
- 2色。WJ1984年8月25日増刊『キン肉マン熱闘スペシャル』初出。
- デスゲーム (94 - 138)
- p96まで2色。WJ1980年16号初出。
読切「マッスル・リターンズ」
あらすじ
キン肉マンら正義超人たちの活躍で平和が訪れたが、キン肉マンは王位争奪サバイバルマッチを最後に忽然と姿を消していた。その5年後に開催された「第1回超人究極(アルティメット)チャンピオンシップ」で、無名の残虐超人・BUKIボーイ(ブキボーイ)がウォーズマン・バッファローマン・テリーマンを立て続けに破り優勝するという波乱が起きた。練習中の負傷で欠場していたロビン・マスクは、正義超人の名誉を守るため怪我を押してBUKIボーイに戦いを挑もうとする。
キン肉マンはかつての戦いの日々に疲れ果て、ダメ超人・マッスルを名乗って山奥で超人の少年クァンと暮らしていた。そこにロビン・マスクの息子、ケビン・マスクが現れ、無謀な戦いに挑む父を助けてほしいと願う。一度は拒んだキン肉マンだが、クァンの説得で再び友情のために戦うことを決意する。
試合
第1回超人究極チャンピオンシップ(日本武道館)
- 1回戦
- 2回戦
- ○バッファローマン ●ラーメンマン
- ○BUKIボーイ ●ウォーズマン
- ○??? ●??? (一方はティーパックマン)
- ○テリーマン ●ジェシー・メイビア
- 準決勝戦
- ○BUKIボーイ ●バッファローマン
- ○テリーマン ●???
- 決勝戦
- ○BUKIボーイ ●テリーマン(武器雷槌落とし)
※実際に描かれたのはBUKIボーイ対バッファローマン、BUKIボーイ対テリーマンのみ。
東京ドーム決戦
特記事項
成長したミートが描かれる作品であるが、『キン肉マンII世』開始後に再録されたものには登場せず、ジェロニモに差し替えられている。また、ケビンの鎧・兜のデザインも『II世』のものに準拠している。
初登場
収録
- 『マッスル・リターンズ』
- 『闘将!!ゆでたまご』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2004年9月13日、ISBN 978-4-08-106729-9