48の殺人技
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48の殺人技(よんじゅうはちのさつじんわざ)は、『キン肉マン』に登場する技の総称。カメハメ48の殺人技とも。
初出はアメリカ遠征編「7秒フォールの巻」(JC5)。元ハワイ・チャンピオンプリンス・カメハメがジェシー・メイビア打倒のためキン肉マンに授けた技の数々で、キン肉バスターなど、のちにキン肉マンの使用する必殺技の中心的存在となる。『キン肉マンII世』ではキン肉マンの息子・キン肉万太郎にも受け継がれる。
同じくカメハメの持つ52の関節技(ごじゅうにのサブミッション)と合わせ、カメハメ殺法100手(カメハメさっぽうひゃくて)あるいはカメハメ100殺手(カメハメひゃくさっしゅ)と呼ばれる。
48の殺人技
- No.1 宇宙旅行(うちゅうりょこう)
- 初出は「ノーロープデスマッチの巻」(JC5)。相手を冥王星まで飛ばす勢いで勢いよく放り投げる。48の殺人技の中で一番簡単な技とされる。原作では技の名称がなく、アニメ版で「宇宙旅行」と名付けられた。後に復活シリーズ「"急成長"の盲点!!の巻」(JC40)で本編に名称が逆輸入される。
- No.3 風林火山(ふうりんかざん)
- 初出は「超人太平洋戦争終結の巻」(JC5)。相手をダブルアームに捕らえて回転し叩き付ける(風)→ローリング・クレイドルの体勢で空中に上昇(林)→パイル・ドライバー(火)→ロメロ・スペシャル(山)の連続技。
- 愛蔵版への収録までは最後のロメロがリバース・ロメロに描かれていたが、文庫版以降はセリフ通りのロメロ・スペシャルに描き直されている。
- (名称不明)
- アメリカ遠征編「激突ラスベガスの巻」(JC5)で、シャネルマンに変装したキン肉マンが古傷超人ザ・ブルドーザーに使用した技。相手を上空から地面に激しく叩き付ける。
- キン肉バスター(キンにくバスター)
- 初出は超人オリンピック ザ・ビッグファイト編「タイム・リミット30分!!の巻」(JC9)。キン肉マンの代名詞的必殺技で、数多くのバリエーションがのちに登場する。相手を首で逆さに担ぎ上げ、両足をつかんで高く跳び上がり落下する、首折り・背骨折り・股裂きの三大必殺技を集約した超必殺技(JC9「勝利をわが手に!!の巻」より)。『キン肉マンII世』では「五所蹂躙絡み」(ごところじゅうりんがらみ)の別名も与えられた(SPBC1「血を受け継ぐ男、万太郎!」)。
- フライングパンチ
- 7人の悪魔超人編「異次元超人の巻」(JC10)で、キン肉マンがブラックホール相手に放った空中からのパンチ。
- 超人絞殺刑(ちょうじんこうさつけい)
- 初出は夢の超人タッグ編「恐怖のソード・デスマッチ!!の巻」(JC22)。ロープを背にした相手にリング外側から逆さになって組み付き、両腕をホールドして足で首を締め上げる。
- 足絡み腕封じ(あしがらみうでふうじ)
- 『II世』悪魔の種子編「敵の勝機に逆襲の転機あり!?」(SPBC22)で、キン肉万太郎がコンステレーションに使った固め技。
- No. 13 キン肉壊体固め(キンにくかいたいがため)
- 完璧・無量大数軍編「"急成長超人"の実力!!の巻」(JC40)で、キン肉マンの技を学習し急成長したピークア・ブーが、未知であるにもかかわらず使用した。背後から全身に絡みつき相手の体を前に折り曲げ、背中を痛めつける。